講師になった教え子と再会

今日は地区の教育研究発表会。発表会場でうれしい再会があった。

「先生!」と声をかけてきた若い男性。
背広姿とシチュエーションから考えると教育関係者。
だが,会ったことのない先生だ。
(あー誰だっけ?)なんて曖昧な表情をしていたら
向こうから名乗ってくれた。

「お久しぶりです。○○です」

!なんと平成5年度に6年生として担任した子だった。
子。じゃない。今は講師として勤め,
本採用目指してがんばっているとのこと。
言われてみれば,きらりとした瞳や主張のある眉に小学生のころの面影が…。
彼は鼓笛隊の総指揮者として,様々な場面のリーダーとして
周囲の友達からの信頼を集めていた子だった。

それから12年が過ぎ,目の前に立っていたのは,
立派になって少しヒゲの残る笑顔で声をかけてくれた若い先生だった。

成長した教え子の姿を見ると,とても幸せな気持ちになる。
教師として子どもと向き合った日々が報われる気がする。
しかも教育者を目指しているという教え子。
全力で応援したい気持ちだ。